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技術が実用化されるまで

技術というのは実用化されてしまえばそれが普通のことになるのでおかしなことには感じなくなると思いますが、実現されるまでは少々、微妙な印象に感じてしまうものがあります。タッチパネルで操作するスマートフォンが流行していますが、タッチパネルの短所というのも何ですが触るところが常にフラットな面であるというところ。別にそれは短所にはならないと言う人もいるかもしれません。今のタッチパネルの操作はタップした時に音を出したりバイブしたり出来るのでタップ感のフィードバックは可能です。ですが、全く見えないわけじゃないけれど視力がかなり弱い方にはそれでもタッチパネルの操作は難しいのです。

そこで開発されているのが必要に応じてディスプレイの形状が変化するもの。キーボードが必要になるとキーの形状にディスプレイが浮き出てくるのだそうです。ディスプレイ内に液体形状の何かが合ってそれが変化して盛り上がったり凹んだりする仕組みのようなのです。今はフツーのキーボードならブラインドタッチ出来る人もタブレット端末の画面に表示したソフトキーボードでブラインドタッチは中々難しいんじゃないかと思います。この凸凹してくれるディスプレイに表示されるソフトキーボードなら触り心地で壱も確認出来るでしょうから可能になりそうです。

そしてこの技術って応用すると点字ディスプレイにもなるんじゃないかと思うんですよね。期待したいです。今はちょっと何ソレ感がありますけれど。’

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